好きなものに囲まれたい

2人息子を持つ専業主婦が日々の暮らしを書き綴ります

三月のライオン全巻読みました※若干ネタバレあり

今更感が漂いますが3月のライオン1~12巻まで一気読みしました

正直、あらすじ読んで、トラウマを抱えた才能ある少年が天真爛漫なヒロインと出会って大恋愛してトラウマ乗り越える漫画でしょーありきたりだわ って読む気すらなかったんですけど

なんかわかんないけこのGWに突然読んでみようかなって思い立ってWEBで1巻無料を読んだらドはまりしちゃいまして、

そのまま全巻一気読みしちゃいました(;´・ω・)

 

まぁ大筋はトラウマというか色々抱えた主人公がそれを乗り越えていく漫画ではあるんですが、主人公の周りの人たちもなんかすごくいい人たちが多くて、

みんな色々抱えてて、それをそれぞれ乗り越えていっていく様子が心に染みるんですよね。

ヒロインの(ドクズな)父親のぞいて、サブキャラにこんなに愛着がわいた漫画は久々かも、

主人公もただの天才という設定ではなくて、努力して努力して今の位置にいてってところがすごく好感が持てたし、

義弟の「努力できるのも才能」ってっかみのようなあきらめのようなセリフも自分が逃げるために私も何度も使ってたなって胸に刺さった

将棋は全然わからないんだけど、普通に読めました、

多分わかってたらもっと面白いんだろうな。

将棋って頭のいい人がセンスでやってるもんだと思ってたけど(今考えたらなんでそう思ってたのかわかんないけど笑)

勉強勉強、研究研究なんですね。

どんなプロでも努力してるんだってキラキラしてるところばかり見てると忘れそうになるんですよね。才能があるからできるんだ なにもしなくてもセンスがあるから一般人よりはうまいんだってそう思ってしまう

でもそうじゃないんですよね。

アインシュタインだって、天才とは1%のひらめきと99%の努力だって明言を残しているのに。

12巻まで読み終わった後、自分の中でぐるぐる考えちゃいました

恋愛以外の部分が多くて、とても楽しめるし、読みながら自分を振り返って反省したり、わかるわかるって共感できたり

これからの自分に生かしていこうって思えたり

基本的にはどの話も胸がほわっとする感じで終わってるので(いじめの問題の分は若干モヤッとが残ったけれど(-_-;))そこもいいですね

後はちょいちょい挟まってくる料理!

夕飯の様子だったり、和菓子だったり、結構食べるシーンがでてくるので、夕飯のメニューの参考にできたんですよ(そこかいって感じですが笑)

しかもこれがすごくおいしそうで。。。もう夜とか読んだら飯テロの領域。

 

結構なボリュームだけど、また1巻から読み直したいと思える奥行きがある漫画です

まだ読んでない人がいたら1巻だけでも今は試し読みがあるので、ぜひ読んでみてほしいなー(^▽^)